加藤孝さんという、子供に性的暴行を加える犯罪で
逮捕された経験を持つ方が話題になっています。
こちらは、そんな加藤さんがAbemaTVに出演した際の画像です。
逮捕から19年。再犯は無く、法的にはしっかりと罪を償ったと判断された上での出演です。ですが、行った事が事のために
Twitterでは批判のマトになっているようです。
また、加藤さんが「被害者との対話」を望んでいることを公表しています。
それほどまでに、加藤さんは自分自身の過去と真摯に向き合っていると見受けられますが
それがまた大きな波紋を呼んでいるようです。
一体彼は何を考えているのか、調べてみました。
加藤孝とは何者?
加藤さんは、現在東京に生活保護を受けながら暮らしているそうです。
生年月日は1962年と記載されていますので、現在57歳と思われます。
ちなみに、なぜかツイッターのプロフィールに
ご本人のものと思われる住所と電話番号が書かれています。
たった今携帯電話に非通知設定で「死ね」と言われました。
— 加藤孝 (@takashiksober) December 18, 2019
このようにツイートしていることから、おそらく本人のもので確定的と思われます。
ネットリテラシー的にもあまり推奨されない行為なのはもちろん、加藤さんの場合なおさら危ないような気がします。ですが、そんな危険すらも受け入れようとする姿勢が、加藤さん自身のケジメの形なのかもしれません。
もちろん、加藤さんはしっかりと法的に罪を償った方ですので
個人的な感情で加藤さんに危害を加えるような行為は完全な犯罪です。絶対にやめましょう。
#毎朝確認#断酒 1,261日目です。
おはようございます。#子ども性加害 のことなどで攻撃を受けたりデマを流されたりしました。
でも感情的に反応せずにいることが大事だと思います。
一方ポジティブに受け止めてくださる方もいらっしゃって本当にありがたいです。
今日一日。
第一のことは第一に。— 加藤孝 (@takashiksober) December 18, 2019
ちなみに、性犯罪者の出所後の再犯率は非常に高い統計が出ています。
加藤さんは出所後19年もの間、加害行為は無いそうです。
なぜAbemaTVに出演したのか?
しかし、いくら加藤さんが昨今のネット事情に疎かろうと
元性犯罪者の看板を背負ってのメディア出演にリスクがあることはわかるはずです。それなのに何故加藤さんはAbemaTVに出演したのでしょうか?
そのことについて、本人はTwitterでこのように語っています。
5-1
私が今回の子ども性加害経験者としての実名出演で求めようとしていることが、実際に出演してみて少し言語化できるようになったと思います。— 加藤孝 (@takashiksober) December 17, 2019
5-2
私は今までも子ども性加害当事者として取材に応じてきました。しかしそれは匿名化されたものでした。それはある意味色々なものを「守る」ものだったと思います。それにはそれで意味があった。— 加藤孝 (@takashiksober) December 17, 2019
5-3
しかしそれは同時に「匿名のループ」というものに押し留められて、はっきりとしないものでした。メディアで見聞きする様々な匿名。私はそれに悪い意味での日本社会的な、個人を尊重しない「世間」的なものが象徴されていて苛立ちを覚えてきました。— 加藤孝 (@takashiksober) December 17, 2019
5-4
もっと他の社会のように個人個人が表に出て交流するような方を私は好みます。今私は、色々な沈黙を破って対話を求めようとしているのだと思います。他の誰でもない固有名である「この私が、」語れるスタイルで。— 加藤孝 (@takashiksober) December 17, 2019
#子ども性加害
5-5
そして実現したいことの大きな一つはは被害者加害者対話です。一方的かもしれません。こちらからいうべきことではないのかもしれません。しかしそこからこの問題への新しい次元の取り組みが始まると私は考えています。— 加藤孝 (@takashiksober) December 17, 2019
このように、ご自身もメディアから「守られている」事を感じた上で、それを打破するためにリスクを承知で実名出演を承諾したという経緯があるそうです。
そんな彼だからこそ提案できる再犯防止案が「被害者との対話」という結論に至ったようです。
ツイッターの反応
【被害者に会いたい】AbemaTV、女児10人襲った元性犯罪者を出演させ大炎上
テレビに出演した性犯罪者も許せんが、利用したAbemaTVも許せん。しかも性加害者が被害者に逢いたいとか、被害者が背負った恐怖や家族の怒りを全く理解していないのは認知の歪みであり、今後再犯の可能性がある証拠#加藤孝
— 北枕 (@KI_TA_MA_KU_RA) December 17, 2019
加藤孝さんが行った行為はもちろん容認できるものではないし、その点で彼を擁護する気はないけど「女児を10人レイプしたおじさん」という誤情報がこれだけ拡散されて、実際の事案や本人の「これは事実ではない」というツイートがこれだけしか届いてないの、ネットの恐ろしさを見せつけられてる気分。 pic.twitter.com/77z1DKNvRF
— Miz🌈 (@mzay014) December 18, 2019
加害者にも人権を、とか吐かすクソがいるけどよ。
正当防衛だとか誰がどう考えても仕方ねえと思うような理由以外で加害したような奴に人権なんざ必要ねえ。
だったら最初からクソみてえな事しなきゃ良かったろうが。
加害した時点でてめえらは人である事を捨てたんだよ。#加藤孝— おちんちん納刀侍 (@iron_natto) December 18, 2019
いかがでしたでしょうか?
性犯罪は根絶すべき問題だと思います。そのためには、加藤さんのような形で関わっていく事も、今後に向けての大きな一歩になるという意見もあります。「犯罪者に人権はない」と思考停止で一蹴するのは短絡的ではないでしょうか。今後、きっと加藤さんが何かしらの形で社会貢献してくれる事を願います。