地震が起こると、必ず現れる一人の女性がいる。
そう。彼女だ。
このみりんたそという女性。
一体誰なのか?なぜ地震をそんなに心配しているのか?
調べてみた。
みんな地震大丈夫?のうざい元ネタは誰なのか?なぜ自撮りをするのか
まず先に言っておくと「地震大丈夫?」の文言と共に
こちらの写真を上げているアカウントのほとんどが、彼女本人ではない。
何やら、彼女はフリー素材として広く出回ってしまったようだ。
一体どういった経緯でそうなったのか。
よく思い出してみてほしい。
地震が起きます。あなたは真っ先に何をするだろうか?
そう。Twitterを見ているはずだ。
一昔前だと、テレビを付けて地震速報を見るのが通例だったが、最近ではそれよりも早くTwitter上に地震の情報が上がる。地震の詳細だけではなく「そもそも今のは地震だったのか?」の確認や、周りの知人の反応を見て安心感を得たいという思いから
「地震が来たらTwitterを開く」
という脊髄反射が現代人には備わった。
なぜ、地震が起きると自撮りをするのか?
今でこそ、地震が発生したら自撮りを上げるのは一種のお約束として認知されているが
元々そんな風潮はもちろん無かった。
前述の「地震が起きたらTwitterを開く」アルゴリズムが人体に組み込まれつつある頃、誰が始めたのかは知らないが
主に売名目的や、自撮りの大義名分を得たいTwitter上の女子がやり始めた。
地震が起きると、トレンドに「地震」やそれ関連のワードが並ぶ。
トレンドを辿ってツイートを閲覧するユーザーは多い。つまり「地震」の文言が入った自撮りを上げることにより、合理的に売名を行うことが出来る。なおかつ「地震を心配しているスタンス」なので善人アピールも出来る。冷静に考えれば地震が自撮りに直結する理由はやはり見当が付かない。だが見る側も見る側で、地震の動揺により平常心を保てずにソレをすんなり受け入れてしまう。
つまり地面が揺れると自分の顔写真をアップロードするというのは
なるべくしてなった合理的な人類の進化であることが伺えるわけだ。
が、みりんたそに関しては例外だった。というワケである。
みりんたその現在
国民的フリー素材となった現在
もちろん言うまでもなく、みりんたそはTwitterのアカウントを削除した。
僅かな承認欲求を満たしたいがための一枚が、ここまで尾を引くとは当然誰も想像が付かない。そう考えれば「みりんたそ」の過ちもそろそろ許してやってほしいと思う。だが日本に地震がある限りは忘れてもらえなさそうだ。
この「みりんたそ騒動」を皮切りに、「地震が起きたら自撮りを上げる」事自体がネタと化した。
だが、自撮りを上げたい人からしてみれば理由なんてどうでもいい事だろう。自撮りの大義名分があればそれでいい。
むしろ、ネタというスタンスで許容してもらえる風潮を作った「みりんたそ」の功績は
自撮り界隈にとって大きいのではないだろうか?
地震に限らず、自撮りを呟く前に心の中で呟いてほしい
ーーー「みりんたそ、ありがとう」と。
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