おっす!おら元ニート!
この俺にーとら(@neetola)は、23歳から25歳までの2年ちょっとほどニートをしていた。
...辛かった
...ほんとに辛かった
いつか笑い話になってくれる事をずっと願っていた。
そして、就職して一年半経ちようやく笑い話になってくれたので
ニートはどのように1日を過ごしていたのかをお話ししたいと思います。
もし今ニートに悩んでる人がいたら俺(@neetola)に何でも相談してくれよな!
ニート1ヶ月目の一日「毎日がホリデー!たのしい!」
新卒で入った会社を辞めた。
辞めたときの爽快感ったらそりゃあもうね。
なんせ、あまりに辞めたすぎて働いていたときは
「あぁ...辞めてぇ」
「でももし今辞めるって言っても、それから最低1ヶ月くらいは働かなくちゃいけないのか...」
と思っていたほど。
意外と多くの人が通る道らしいけど、今すぐ辞めたいからいっちょ車にでも轢かれてみっか!
という時期に入ってました。
ちなみに当時もちろん実家暮らし。さぁ職探しがんばっぞ!
と職探しと久々の長期休みを存分に味わっていた。
ニート3ヶ月目の一日「なんか、意外とつまんねぇ」
ニートとして許されるのもこのあたりの期間まで
しかしまぁ、3ヶ月もの間全く働いてない訳だ
マジで飽きる。
ニートが体に染み付き始め、徐々に働く意志が失せていく事に危機感を覚えるも
「まだ大丈夫だから...」
と俺の心の中の天使がささやく。
ちなみに、俺の友人にもニートだった人が何人かいたが、大体ハタラクティブで面談受けて3ヶ月くらいで就職していた
ところで、一応求職者の立場で親には通していたワケだけど
ニートを楽しみたい気持ちによって、これまで本腰を入れて職を探していた訳ではなかった
一応受けはするものの、まぁ落ちて
「1社受けたし、またちょっと休むか」
という亀ペースでの就活だった
ニート半年目の一日「そろそろヤバいんじゃね...?」
ニートになって半年
冷静に考えて、24歳(誕生日迎えました)の男が、半年もの間働いていないって恐ろしすぎないか...
俺は昔からいわゆる平凡な人生だった
公立中学を出て公立高校に通いふつうの大学に通い就職
大きく道をそれるような度胸もなければ
特別欲しいものを何としてでも手に入れたいと思うような気概は無かった。
裏を返せば、とりあえず平凡な人生は手に入るんじゃないかと何となく思っていた。
さて、そんな俺が半年も無職
「何としてもすぐに就職しなければ....」
そんな焦りには駆られるが、なにぶん半年ものあいだ無職だったもので
動き出そうと思うモチベーションは奪われ
「空白期間聞かれたらどうしよう」という不安を生み
それによりさらに難易度が上がった就活に対して向き合えなくなっていった。
ちなみに、貯金なんてとっくに尽きていたので
この頃から「日雇い派遣」を始める
(↑日雇いの時の話)
高校生の頃読んでいたウシジマくんの世界に出ていた日雇い派遣
そんなの、自分には全く縁のない世界だと思っていた。
落ちるときはあっという間であり、それが自分に降り掛かるとは
本当に思いもしなかった。
ちなみに、この時人生で1番痩せてた。ダイエットした今よりさらに。
ニート10ヶ月以降「もう何も考えたくない」
お待たせしました!
ここからが本編です!
本当に、今でこそ笑い話になりますが!
一体どんな1日を過ごしていたのか!
ダイジェストでお送りしたいと思います!
5:00 親起きる。
7:00 共働きのため、父母二人とも家を出る
13:00 お腹をすかせたニートが起きる!
13:30 ニート、親が買い置きしてくれたパンを食べる。これが朝食
きっと「就活のためにちゃんと食べて体力をつけてね」という願いがこもっているのでしょうが
そのパンを食べてニートは何をするのか!?
14:00 布団にこもって「パワプロアプリ」をやる
17:00 ニート、心臓がバクバクし出す。親がもうそろそろ帰ってくる時間帯だからだ
ここで頭の良いニートは思った。もしこのまま家にいたら
「自分たちが家を出る頃にまだ寝ていて」
「自分たちが帰ってくるときにすでに部屋にいるニート、今日一日なにしてたのかしら...?」
そう思われるに違いない
17:30 ニート、原付で家を飛び出す。
(ちなみに、たまに親が思ったより早く帰ってくるときがある。そうなったらもうお手上げだ)
(部屋にこもり、謎に漢字検定の参考書を読んで、何かしら勉強してる振りでやり過ごす)
(そしてもっと最悪なのは、家を出るタイミングで親と鉢合わせになる事だ)
(そうなったら、この時間に家を出てる事がバレてしまう)
(就職活動、そのための勉強、なんならバイトでもいい)
(とにかく、一日中外にいた体を装う必要があるのだ)
そんなニートが向かった先とは
18:30 二駅離れたガストに到着。
18:35 ドリンクバーとポテトをクーポンで頼み、パワプロアプリをやりながら食べる
ガスト、ドトール、ヴェローチェ、別のガスト、コメダで1週間ローテーションを回していた
そりゃあ2日連続で行けば変な客だと店員に覚えられるからだ
(どっちにしろ覚えられていたと思うが)
ちなみに、どの店も長居ができ、Wi-fiがあり、喫煙可である
そういう理由で選抜された店だ
2駅離れたところなのは間違っても知り合いに会いたくないからだ
21:00 ニート、ガストで会計385円を払い店を出る
22:00 家に着く。父は寝室で寝ており、母はリビングで雑魚寝。作戦成功
(作戦失敗とは、どちらかが起きている事である)
(その後用意してある夕飯をこっそり食べる訳であり、20分ほどリビングに滞在せざるを得ない)
(「今日何してたの?」「就職活動どんな感じ?」そう聞かれない訳が無い)
22:30 夕食を済ませ、部屋にて布団にこもる。パワプロアプリをやる
2:00 パワプロアプリを終え、電気を消す
2:10 トイレにいきたい。でも同じタイミングでトイレに向かう親と鉢合ったらどうしよう
2:20 無事トイレを終え、すやすやと眠る
3:30 目が覚めふと考える。「親は、あとどのくらいまで優しく接してくれるんだろう...?」
ふりだしに戻る
...地獄。
...書いててゲロ吐きそうになったよ。
こんな生活を残りの1年と半年ほど繰り返し、
そっからとあるきっかけで就職し、今はプログラマー目指して退職まであと1ヶ月という段階です。
就職したのはトラック運転手なのですが、脱ニートのリハビリにはめちゃくちゃおすすめです。
(その辺も近いうち記事にできたらな、と思います)
(できました)
ちなみにその頃、なんとか就職活動のモチベーションになるものを闇雲に探していたんですが
一番、心の支えになってくれた本がこちらです。
(就職なんてそんなに大したモンじゃないよ、とりあえず働いた方が楽だよ。的な内容です)
さてそんなわけで再来月から↓プログラマーカレッジに通います
乞うご期待!
2018.07.02 事前に行われる説明会に行ってきました。