「もういい休め...っ!」という言葉の意味を皆さまはご存知だろうか?
この頃、Twitterのリプライなどで見かける画像だ。
・何の漫画なのか?
・どういうネタなのか?
元ネタを調査した。
もういい休め...っ!とは
もういいッ…!休めッ…! pic.twitter.com/5CXPfalhPJ
— こまこ (@dddddd_be) June 14, 2022
元ネタは「最強伝説黒沢」という漫画。
カイジやアカギでお馴染みの福本伸行作品であり、同氏にしては珍しくギャンブル要素のない作品である。
人望のない独身中年男性の哀愁漂う日々を描いたコメディ作品。
主人公の黒沢(44歳・土木作業員)は人望がなく、工事現場によくある腕振りロボットが数少ない友達だった。「太郎」という名前を付け親しんでいた。もちろん正気であり、心の病を患っているわけではない。が、それほどまでに寂しさに襲われていたという事でもある。
ロボットであるため、文句ひとつ言わず働き続ける。そんな勤勉さも黒沢が溺愛する理由だった。
ある日、トラブルにより交通警備の助っ人として黒沢は呼ばれることとなる。「太郎」と同じ仕事内容である。その現場は見通しが悪く準備もずさんであり、運が悪ければ車が突っ込んでくる可能性がある。
危険な目にあいつつも、なんとか大ごとにはならず無事に仕事は終わった。その一方で、別の場所に置かれていた太郎に車が突っ込み、ボロボロになる。幸いにも電気は通っており、ボロボロのまま太郎は腕を振り続けていた。黒沢はそんな太郎の健気さに涙を流し「もういい、休め・・・っ!」と抱きしめた。
というのが大まかな経緯です。
「最強伝説黒沢」は福本ファンの中でも根強い支持を受け、20年前の作品ながらも古さを感じさせない名作です。ギャンブル要素が無いため誰でも読みやすいとも思います。まだ読んだことない人は是非是非読んでみてね。
いかがでしょうか。
もういい休め...っ!、福本ファンであれば是非是非見ている人も、日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
※あなたにはこちらの記事もオススメです。