最近、ティックトックにてやたらと見かける音楽がある
そう、「苦手だったテストだって100点だ」で始まる曲だ
・誰の曲なのか?
・誰が歌っているのか?
調査した。
苦手だったテストだって100点だとは?
それがこちら。
ボカロP「そーいち」氏による「It's A Whole World/鏡音レン」という曲である。
苦手だったテストだって 100 点だ (^-^)v イエイ
殴りながらFUCKなんて 最高にROCKじゃん?
行儀よく 愛し合って HなんてSUCKじゃん ↓
誰も彼 もニコニコって 皆みんなFAKEじゃん。
知らないって? 知れば 分かる It’s A Whole World
殺しながらFUCKなんて 最高にDOPEじゃん?
煙なんて 吸っちゃって 最低のNUTじゃん ↓
君のママもBEDでは 所詮ただのBITCHじゃん?
知らないって? 知れば 分かる It’s A Whole World
驚くことに、2013年の曲である。
そーいち氏のYouTubeチャンネルでは、この曲が7年前に投稿されたのを最後に
動画は投稿されていない。(2021年5月現在)
また、当時で言えばボカロ曲投稿はニコニコが主流だったが
そのニコニコに関しても、今ほどの大ヒットとはいかず
そして投稿者名義である同人サークル「Project Loserz」は同年に解散している。
(It's A Whole Worldの投稿は解散後)
つまり、7年の時を経て
この曲が大ヒットし、そーいち氏が報われた結果となった。
なんとも夢のある話である。
ちなみに、作者のボカロP「そーいち」氏は
突然の大ヒットをこのように語っている。
TikTokをやってないのでバズってるという実感が皆無だけど、どんな形であれ、作った曲が楽しんで貰えてるっていうのは凄く嬉しいなぁ。
— そーいち(ぼっち) (@MySweetLDM) May 4, 2021
婚活が上手くいかなくて鬱だと呟いてる33歳陰キャが、新卒で地方の工場飛ばされて鬱屈してた26歳の頃に作った曲を、10代のキラキラしてる人たちが歌ったり踊ったりしてくれてると思うと胸熱
— そーいち(ぼっち) (@MySweetLDM) May 4, 2021
個人的にはIt’s A Whole Worldは偶然ウケただけだと思っていて、期待に応えられるくらいの音楽力が自分にあるとは思っていないことがありまして…
需要がなさそうなら、ひっそりと日の当たらない所で音楽やってるのが、曲を楽しんで下さってる方をガッカリさせなくていいのかな〜なんて考えてます— そーいち(ぼっち) (@MySweetLDM) May 7, 2021
非常に謙虚な人柄が伺え、
なんとも目頭があつくなる話である。
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It's A Whole Worldがヒットするまで
ところで、なぜこの曲は7年後にヒットしたのだろうか?
調べてみると、音源の使用もとはこちらの動画だった。
@citron_jpn治安の悪いPVを作ってみた。 ♪It's A Whole World♬ Its a whole world - しとろん。
2020年12月15日 しとろん氏がファンアートならぬファンPV的なものを投稿。
そこから、ちらほらとBGMに使われるようになる。
TikTokerが踊るだけではなく、キャラクターやイラストでポーズを取らせる汎用性もあり
徐々に火がついていく。
そして4月20日、振付師TikTokerの「オクト」氏によって付けられた振り付けがバズり
そこから一気に、TikTokerによって使用される回数が爆増する。
というのが、It's A Whole Worlの7年越しのヒットの経緯でした。
苦手だったテストだって100点だのTwitter上の反応
苦手だったテストだって100点だについてのネットの反応はこちら。
いかがだったでしょうか?
苦手だったテストだって100点だ、是非是非貴方もtiktokを歌ってみてはどうでしょうか?
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