倉本前ヒットという言葉をご存知だろうか?
センター前ヒット、レフト前ヒットと同列の言葉である。
倉本とは人物名なのだが、彼の守備位置はショート。
つまりショート前ヒットである。
今、この「倉本前ヒット」というワードがプロ野球ファンの間で大きな話題になっている。
どういうことなのだろうか?調べてみた。
倉本前ヒットとはどういうことか?
絶望を与えた厳選守備集。
だそうだ。
識者によると倉本とはこのような選手だそうだ。
通常、ショートやセカンドに飛んだ打球はアウトになる。バッターがどんなに足が速かろうがセーフになることは厳しい。故に、プロ野球選手とはいえ全力で走るまでも無く手を抜いてしまいがちだ。
しかし、動画を見てもらった通り倉本選手の前に転がると「何かがあるかもしれない」のだ。
プロ野球観戦の醍醐味は、勝ち負けや華やかなプレーも大いにあるが、全力プレーも大きな魅力である。
通常なら手を抜いてしまいがちなショートゴロ時の走塁でさえもエキサイティングなプレーへと昇華させる。
それはある意味で「魅せる」プレーなのではないだろうか。
(菊池とは広島カープ菊池涼介選手である。日本代表にも選ばれるセカンドの名手だ)
倉本の守備についての問題点とは
肩が弱い選手や強い選手。
足が遅い選手や速い選手。
それらは全て個性であり、何かがダメだからと言って下手とは一概には言えない。
足の遅さをカバーするほど長打力のある選手は大きな戦力である。
なので部分的なアビリティはひとまず置いといても、一番気になるのはこのプレーである。
余裕でアウトになるような真正面のセカンドゴロを、ゆったりとしたステップで投げてセーフにする。
正直、とてもプロのアスリートとは思えないプレーだ。
このように、「倉本前ヒット」を足らしめる一番大きな要因は
能力そのものより、態度では無いかと言われている。
倉本前ヒット何回も見てしまう
— なかじ (@nakazy0310) 2019年5月24日
また、何回も見てしまうという中毒性もあるようだ
今日は倉本前ヒットが見えそうだが、あまり期待はしないでおく。頑張って倉本さん!
— せきしょうボボンバ (@capbibinba) 2019年5月26日
テレビで試合観戦の時に、倉本前ヒットがあるかどうかというのも大きな見どころとなっているようです
プロ野球速報見て代打倉本の字を見てDAZNつけて正解の正解でしたわ
— 冷水 (@hiya_mizu_) 2018年8月14日
行きつけの居酒屋でDAZN観戦。
倉本のヒットで酒が進む— なかこう (@nakakou_hama) 2018年6月29日
最近では、野球中継が好きな人はほとんどDAZNで見ているらしい。
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野球中継がテレビで放映されないこの時代、とりあえずDAZNに登録しておくのが主流らしい。
そんな具合に、様々な倉本前ヒットを楽しむ形があるようだ。
ではなぜ、倉本は横浜のスタメンなのか?
(この記事を下書きとして長く置いている間に、倉本選手はレギュラーを外されてしまった。なので疑問はすっかり解消したのだが、それはひとまず置いておく)
ここまで読んだあなたには、一つの疑問が浮かぶことだろう。
「何で、倉本ってレギュラーなの?」
元々、控えショートとしては一番手だった倉本選手。
「じゃあ他の選手がいるのか?」と言われれば、一軍のキャリアの豊富さなども含め
通年で出すと、何だかんだ結果を出すことはファンはわかりきっている。
「倉本前ヒット」というパワーワードが一人歩きしてしまっているため、
下手なイメージがあるかもしれないが元々はかなりの有望プレイヤーだったのだ。
(意外にも、かつてはあの山田哲人と最多安打を争っていたこともある。)
そんな打撃の良いショートということで、将来横浜を背負う選手になるとファンから期待されていた。
そんな過去があるからこそ、期待の裏返しでファンからは強く当たられているのかもしれない。
結果はどうあれ、プロ野球選手の本質は「夢や元気を与えること」だと思う。
形は違っても、これからも倉本選手には私たちに元気を与えてほしい。
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