「失礼クリエイター」と言う言葉の意味をご存知か。
今、ツイッターにてやたらと見かける単語だ。
何やら、マナー講師の事を
そう呼んでいる人がいるらしい。
あなたも、もしかしたら一度は見かけた事があるかもしれない。
・どういったシーンで使われるのか?
・元ネタは存在するのか
・一体、どういったイミなのか?
由来を調査してみた。
失礼クリエイターとは?
前述の通り、失礼クリエイターとは
マナー講師の蔑称である。
失礼クリエイターという呼び方が一般的に台頭し出したのは
「テレワークのマナー騒動」のあたりである。
テレワークとは、おおよそ在宅勤務のこと。
昨今のコロナ禍において、急激に仕事の仕方に変化が訪れた。
ZOOMなどのビデオ会議アプリも、初めて触れた人も多いのではないだろうか。
となると、「どのように使えばいいのか?」がわからない人もいるかもしれない。
基本的な使い方こそ解れど、「知らず知らず、失礼な事をしているのではないか?」と不安に思う気持ちも芽生えるかもしれない。
そこに現れるマナー講師。
・勤務が終了しても、上司より先に退出してはいけない
・ZOOMのビデオ会議において、画面の右上は上司に譲る
と、誰がどういう根拠で決めたのかが不明のマナーを作り上げていく。
そうすれば、「マナー本に書かれている事は守っているから安心」ともなるが
「マナー本には、その行為は失礼とされている」状況も生むことになる。
そもそも、マナーは労働の本質ではない。
ビデオ会議の例で言えば、「議題の結論を決める事」が労働であり
上司が画面内のどのポジションにいようと、別に何の支障もない。
マナー講師が変なマナーを作ったがために、不要な失礼を産み出してしまっており、業務の手間を増やしている。
失礼をクリエイトする。故に失礼クリエイター。
テレワークの件に限らず、昔からの「常識」とか「マナー」とされていても
「よくよく考えれば、労働の足かせにしかなっていない」
なんて事もあるのではないだろうか。
失礼クリエイターのTwitter上の反応
失礼クリエイターに関するネットの反応はこんな感じ
僧侶として申しますと、タイツのデニールがいくつだろうと全く問題ありませんのでご安心下さい。お決まりの「マナー講師こと失礼クリエイター」さん方の余計なお世話です。無視して下さい。これからの季節は冷えますので、ぜひ暖かいお召し物でご参列下さい。寒そうだと仏さまも心配されるでしょう。 https://t.co/Oi1oGXMAYl
— 六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI) November 3, 2020
いろんな訳わからんものを日々創りあげて日常を窮屈にしていくマナー講師=失礼クリエイターって最高に的確で面白い
— 桃屋水樹@酒芸部 (@momo41mizu) November 3, 2020
失礼クリエイター笑った。その存在がいちばんの失礼であることを学んでほしい
— ミモト (@mmt69_jk) November 3, 2020
いかがだったでしょうか?
失礼クリエイター、ぜひアナタも明日から使用してみては?
もちろん、この記事を読んだ後はSNSでシェアしないと失礼に当たります。
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