近年、多様な性別の認識や表現が注目されている中で、新たな自己認識の形として「トランスエイジ」が話題になっています。
【話題】自分が考える自分の年齢と実年齢が異なる、トランスジェンダーならぬ“トランスエイジ”の男性がニュース番組に出演し話題に
■ジャッキーさん
・自らを28歳と自認(実年齢は39歳)
・バイト先上司から「いい歳してなぜできない?」と叱責され年齢に違和感を持ち始めるhttps://t.co/gUMwHYRF63 pic.twitter.com/Goqf0dWdns— 滝沢ガレソ🥕 (@takigare3) May 7, 2023
トランスエイジとは、自分が実年齢よりも若い、または年をとった年齢であると自己認識することを指す用語です。
性別と年齢、2つの異なる次元に関わるこのトランスエイジについて、この記事では詳しく解説します。
トランスエイジとは?
トランスエイジは、自分が現在の年齢よりも若い、または年をとった年齢であると感じる、または自己認識することを指す用語です。(age=年齢)
これは、性別ではなく年齢に関連している点で、トランスジェンダーの概念と似ています。
つまり、トランスジェンダーが自己の性別認識と生物学的な性別との間にギャップを感じるのに対し、トランスエイジは自己の年齢認識と社会的な年齢との間にギャップを感じるということです。
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トランスエイジの注目度
トランスエイジが話題になったきっかけは、トランスジェンダーが大きな議論になっている中で、「年齢自認」が注目を浴びたからです。
特に、報道リアリティーショー ABEMA Primeに出演したジャッキーさんがこのトピックを一気に火付けしました。
ジャッキーさんは、実年齢は39歳(2023年現在)ですが、自己認識としては28歳であると公言。
この発言が大きな注目を集め、トランスエイジという概念が広く知られることになりました。
トランスエイジへの反応「なんでもありだな」
トランスエイジという新しい自己認識の形が注目を浴びたものの、その反応は賛否両論です。
一部からは、自己認識の自由と多様性を尊重する意見が見られますが、他方では「屁理屈がまかり通る世界になる」といった批判的な意見も存在します。
さらに、トランスエイジが法的な承認や社会的な認知を得るためには、まだまだ課題が多いという現状もあります。
さて、インターネット上ではどのような反応が見られたのでしょうか。
デーモン小暮さんがトランスエイジの先駆けだったという意見が見られました。
また、「年齢に違和感がある!って世間は39歳だと言うけど自認は28歳です!トランスエイジです!って言ったりして公言する事が成り立つなら、私も〇〇大卒に違和感がある、自認はスタンフォード卒なんです!とか言ってもいいって事?」と、自己認識の範囲を問うコメントも。
さらに、「実年齢に違和感があるって、それを「思い込み」じゃなく「自認」として許容する社会になったらもうなんでもありじゃない?俺も独身に違和感あるからトランス既婚者って名乗っていいの?」といった、新しい自己認識の可能性を皮肉った意見も散見されました。
まとめ
トランスエイジは、まだまだ社会的な認知度が低いものの、自己認識の一形態として存在します。
性別や年齢、さまざまな自己認識の形が多様に認識され、尊重される社会がこれからも広がっていくことを期待します。
自己認識の自由と多様性、それを支える社会の理解と包容性は、多様な人々が自分らしさを尊重される社会を作り上げる上で重要な要素となります。
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