最近、やたらと流行っている言葉がある。
そう、「チーズ牛丼顔」だ。
塩顔やソース顔と同じように、見た目の雰囲気を食べ物で表す造語のようだが
チーズ牛丼顔とされている顔に、チーズ牛丼要素は見当たらない。
一体元ネタは何なのか?
チーズ牛丼に何の意味があるのか?
どういう顔がチーズ牛丼なのか?
調べてみた。
三色チーズ牛丼顔の陰キャの元ネタとは何なのか?
こちらが「三色チーズ牛丼顔」の画像である。
「チー牛」やら「三色チーズ特盛温玉ニキ」など、
現時点で呼び方は厳密に定まってはいない模様。
(追記)チー牛で固まったっぽい
おおよそ、こちらの画像だけでも彼の人物像は伝わるはずであろう。
こんな感じの顔、あなたの周りにもいないだろうか。
「イキリ陰キャ」「二軍」など、おそらく同カテゴリを指しているであろう言葉は前々から存在していた。だがそれらは性格などもひっくるめた人となりであり、顔そのものを表現する言葉として定着している単語は無かった。
そこに、満を辞して現れた「チーズ牛丼陰キャ」
そのインパクト、そして潜在的に多かったと思われる需要から瞬く間に広まることとなる。
とりあえず相手を煽りたい時に「チー牛」と言っておけば、
簡単にマウントを取ることが出来る非常に便利な言葉である。
元ネタと流行ったきっかけ
急にチーズ牛丼顔が流行りだしたきっかけとされているのは、
某掲示板のこちらの書き込みと言われている。
文章に就労移行支援と書かれていることから、
無職カテゴリあるいは無職の議題にて書き込まれたものと思われる。
確かに、その手の場所でよく見かける顔ではあると思うが
就労支援の議題で、なぜ彼は三色チーズ牛丼を頼んでいるのだろうか。
この書き込みのために、書き込み主がわざわざ描いた絵なのだろうか?
と思ったら拾ってきた絵らしい。
元ネタはこちらの「いびりょ」氏が2008年に描いたイラストだそうだ。
おそらく、「こんな感じの顔」と拾ってきた画像がたまたまチーズ牛丼を頼んでいたパターンと思われる。
当時のいびりょ氏が何を思って描いたのかはわからないが
時代が当時の彼に追いついたのか
このようなきっかけから12年もの時を経て世に広まった。
そして案の定
汎用性の高さからか派生作品が作られる。
余談だが、「三色チーズ牛丼」というメニューは存在しない。
おそらくすき家の「三種のチーズ牛丼」を指していると思われる。
大まかな「チー牛」を指す意味として、以下のような特徴がある。
三色チーズ牛丼顔の特徴
「チーズ牛丼顔」の大まかな特徴は
以下のようなものが挙げられる。
・煙草を吸わない
・酒を飲まない
・ギャンブルをやらない
・低身長
・実家
・実年齢にそぐわず、中学生のような幼い顔つき
・そして精神的にも幼い
・覇気のない顔
・アデノイド顔貌(口呼吸癖で口が出っ張ってる)
・極度に度が強いメガネをかけている
・メガネに指紋つきまくり
・Twitterでクソリプや漫画の1コマを送りつける事を嗜む
・ネットでは元気
・母親が買った服
・斜めがけのカバン
・異臭を放っている
・髪の毛ベタベタ
よって、「チー牛」の指す意味としては
「チーズ牛丼みたいな顔」ではなく
「【チーズ牛丼を頼んでいる例の絵】みたいな顔」
といったところ。
また、最近ではチー牛すらも略して「チーさん」と呼ぶパターンもあるらしい
ちなみに、チーズ牛丼は画像のような青年がとりわけ好んで食べているわけでもなく、男なら誰でも好きだとは思うが、「チーズ牛丼顔」の普及によって「チーズ牛丼好きそう」が悪口として認知されるようになったとか。
チーズ牛丼は美味しいのでぜひ食べてみてね。
※「チー牛」の対義語は「ポカホンタス女」らしい
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