最近、やたらと見かける言葉がある。
そう。時差グラムまたは時差スタグラムだ。
一体どういう意味なのか?
どうすれば使いこなせるのか?
何となく察しはつくけど、時差は何のためにつけるのか?
調べてみた。
時差グラムの意味とは?そもそも時差を置く目的とは何なのか?調べてみた
時差スタグラム。
その字面で御察しの通り、インスタグラム発祥の言葉である。
日常生活の自慢大会ことインスタグラム。
筆者はやっていないが、あれは果たして本当に楽しいのだろうか?
他人の幸せを見て、本当に楽しいのだろうか?
インスタに切り取って載せられるほど楽しい瞬間なんて、人生のほんの一部だろう。
その一部を好き好んで毎日見ているわけである。
人生の大半は、つまらない生活を耐え忍ぶばかり。
そんな中スマホを開けば、フォロワー各々の人生のベストアルバムがずらり。
まるで自分の人生との格差を見せつけられるように。
もちろん投稿している側も、日々楽しい事ばかりではないとは思うが。よくもまぁそんな苦行を進んで取り入れてるのが誠に不思議である。
で、時差グラムというのは読んで字の如く
「時差を置いてインスタに投稿する事」という意味。
ここで一つ疑問が生じた。
なぜ時差を置く必要があるのか?
インスタをすぐに投稿しない理由
単純に、「今現在ではないよ」という意味で使う事ももちろんあるらしい。
それでも、意図的に時差を置くパターンも存在する。
インスタを撮影してすぐに投稿しない理由は、大きく分けて2つあるらしい。
一つは、居場所を特定されないため。
例えば、人気インスタグラマーがこんな投稿をする。
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今日のディナーは渋谷区道玄坂2丁目のゴミ捨て場。
たくさん食べて、環境美化♪
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#渋谷区道玄坂2丁目
#残&飯
#鮭は皮が一番美味しい
#これが本当のインスタ蝿
これをリアルタイムで投稿してしまうと、居場所がバレてしまう。
インスタグラムをやっている人の中には、数万人のフォロワーを抱える人も多く、居場所がバレるとリスクが伴う人も多い。
その対策として、あえて時差を置く。
そしてもう1つが、加工をするため。
インスタのカメラアプリ自体にデフォルトで備わっているが、今やそれだけでは足りないらしい。人生のベストアルバムとして恥じぬよう、自分の顔は加工に加工を重ねる。そのため、帰宅してからの加工タイムが必要なわけである。そして加工がデフォルトになれば、さらにもっと加工を重ねる事が主流になり、それがデフォルトになれば...と今に至る。
今や、インスタグラムにおける加工はマナーである。
そんな経緯で、時差グラムという文化が生まれた。
Twitterの反応
そういえばうちもこれ食ったで
ガッちゃんが持ってきてくれた
こういうの時差グラムってゆーんやろ? pic.twitter.com/DejlJfzys3— 樹里 (@jurico_2) December 7, 2019
時差タググラム?を最初見たとき
A「おはよ~」
一時間後
B「おはよ~」
A「時差グラム~~~~!」
って使うんだと思ってた— 雪たこ茶😶 (@nekomal16) December 7, 2019
時差グラムってそういうことか~
わたしのインスタ 時差グラムやん😂— chi ___ ❁ (@_mer_ci_) December 5, 2019
少々疑問は残るが、それでもインスタグラムが廃れる事なく流行しているということは、実際にユーザーは満足しているのだろう。そうなっている以上は外野がとやかく言うのは野暮である。
時差グラム。ぜひあなたも使ってみてはいかがでしょうか。
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